「泥めんこ」
 子供の頃、通学路の途中にあった畑に、雨の次の日など、時々お宝が顔を見せていました。それが「泥めんこ」です。 掘れば天平の甍が出土するといった土地ではないので、こんな江戸から明治の発掘品もすごい発見でした。 破損や摩滅していて、何を模ったものかわからないものも多いのですが、 資料的にも面白いと思うので、形がはっきりしたものを並べてみます。
泥めんこの詳しいサイト1
泥めんこの詳しいサイト2
鬼の顔。
干支の未のようです。
ひらがなの「め」。め組でしょうか。
こういった土器を模したような形の破片も出ました。
打出の小槌にみえます。
「西」の下は「咸」な字に見えますが…。
「み」組の纏か何かでしょうか?
コーティングされたものもあります。
今年2006年に、ウチの庭から出土の「天下一」
長細いほうは、糸が通ります。
11 館の屋根でしょうか。ミニチュアを盆栽のように並べて眺める遊びがあったとのこと。
12 鶴丸。
13 大黒様。
14 童子。
15 わかりづらいですが、伏せた水牛「臥牛」です。ニスで塗装してあったあとが残っていますので、昭和13年ものでしょうか。
16 笠。
17 獅子舞の面。
18 殿上人。これも、先の館のミニチュアと一緒に並べて飾ったそうです。
19 デク。裏側には棒をさせるように五ミリくらいの穴が開いています。
20 岡目。
21 「大」
22 これは、初めて拾ったお宝です。小学生当時、歯ブラシなどできれいに洗ってしまったので、形が甘くなってます(笑)。
23 流水と鯉。
24 「魚」。ゲージを付けてみました。だいたい2センチ3ミリです。
25 この手のおはじきのような形のものがもっともよく出てきます。作った人の指紋が残っているものも多いです。
ご不要の「泥めんこ」をお持ちでしたらご連絡くださいませ。
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